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相談事例2

事業紹介
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Consultation case

相談事例

今回のご相談は、「取引先から損害賠償を請求された」というご相談です。

Q2. 仕入れ先が履行をしてくれなかったために、約束どおりの履行ができませんでした。
取引先から契約を解約され、損害賠償を請求されてしまいました。どうしたらいいでしょうか?
一般的な法的回答

まずは、仕入先が履行してくれなかったために先方に約束通りの履行ができなかったことにより、先方に損害が生じた場合には、貴社に損害賠償義務が発生します。そして、損害賠償義務が発生した場合、金額として妥当かどうかなど、法的なリスクを踏まえて、取引先と交渉をしていく必要があるでしょう。

この場合、仕入れ先にこの納期までに履行してくれなかった際には取引先に対し損害賠償義務が生じることなどを説明していた場合には、仕入先に対して取引先からの損害賠償額や得られなくなった営業利益などを請求できる場合があります。

リーガルカウンセリングの視点

法律というのは、ときに、現実とは全く離れた結論が導かれてしまうことが往々にしてあります。法律相談が終わった後、「法律の結論はわかった。けれど、そうはいっても現実は難しい。どうしたらいいのか…」とさらに頭を悩ますことになってしまう経営者の方も多くいらっしゃいます。

この事例でも、仕入先が履行をしなかったことの責任を、いったん自社が負うとして、では、仕入先に賠償できるお金が無かったらどうするのか、仕入先が逃げてしまったらどうするのか、など、回収の問題がでてくるため、軽々に、「じゃあ、一旦取引先に立替で支払っておきましょう。」といえるものでもありません。

このようなとき、「実際の現場の苦境も知らないで、弁護士は簡単に言ってくれるよ。」、「杓子定規に言われても何の解決にもならん。」と言われないよう、ご相談のバックグラウンドにあるご事情、本当に悩まれている現実の問題について、しっかりとお伺いし、取引先や仕入先と「話し合えばいいんですよ。」という簡単なお答えではなく、どうしていくことが会社にとってベストなのか、ご相談者と一緒に悩み、ときにご相談者の鏡となりながら、真の悩みを発見し、解きほぐし、解決の糸口を探っていくことが大事だと思っています。

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